Thunderbird から Apple Mail へ移行

Thunderbird から Apple Mail(Ver. 3.5/Leopard上) へ乗り換えました。が、これは簡単ではなかったという話。
Apple Mail には他のメールクライアントで保存したメールをインポートする機能があります。

でもこれがぜんぜん使い物になりません。一部のメールしかインポートされず、しかもどういうメールがインポートされる/されないのかさっぱりわからない。
あきらめそうになったところでこんな記事を発見:
WindowsOutlookからMacのMailに移行するベストの方法 http://www.techgaga.com/blog/2008/03/12/best-way-to-move-from-windows-outlook-to-mac-os-x-mail/
記事タイトルだけ見ると関係なさそうですが、この記事では、MacThunderbird を経由して Apple Mail にインポートする際の問題とその解決方法を解説しています。
記事中で使っているツールがあります:
Eudora Mailbox Cleaner http://homepage.mac.com/aamann/Eudora_Mailbox_Cleaner.html
これまたツールの名称を見ると関係なさそうですが、これは次の組み合わせの移行をサポートします。

このツールは Apple Mail のメールボックスへ変換したメールを直接書き込んでくれます。しかし上記記事中にあるように、そのままでは過去メールを読めません。以下上記記事引用:

Mail を起動するとインポートしたメールが“Import”フォルダとして表示される。が、まだこの時点ではフォルダの中にある個別のメールは表示されない。これは TigerMail 2.0 以降でメールボックスのフォーマットが SQlite に変更されたためで、インポートした各フォルダを選択してメニューの メールボックス > 再構築 を実行するとメールが現れる。

で、ひとつひとつのフォルダに対して手動で再構築をかけるのはたいへんなので(引用):

なお、Eudora Mailbox Cleaner に同梱される Tools フォルダ内の“Rebuild imported mailboxes (10.4.x/10.5.x).app”は、これを自動的に行うための AppleScriptで、Mail にインポートした Import フォルダ以下のメールボックスをすべて再構築してくれる。

もうひとつ重要な注意事項(引用):

(この AppleScript を使用する際は「システム環境設定」の「ユニバーサルアクセス」パネルの「「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを付ける。)